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| 筆者 野本 明伯 (税理士) | |||
| 第1章 「小規模事業主はつらいよ」 バックナンバー購読 |
| 第2章 「小規模事業の経理革命」 |
| 第3章 「会計事務所を120%活用せよ |
| 1、コンピュータの発達とともに発展した会計事務所 |
| 「経理革命」は、言い換えれば「会計事務所の利用のしかた革命」ということになるのかもしれません。 各会計事務所は、お客様の経理データを端末機に打ち込んで、 |
| 2、何も変わっていない中小企業の経理事務 |
| ■変わらなかった二つの理由 ところが、そのお客様である経営者のみなさんは、いかがでしょうか。 30年前も、たしか手書きで伝票と帳簿を付けていたはずです。 経理処理のシステムは、30年前とほとんど変わらないのではないでしょうか。 変わったといえば、ソロバンが電卓に変わって、電卓も安くなったことくらい。 手書きで苦労されているという意味では、30年前とまったく変わらないと言ってよいでしょう。 会計事務所は、この30年間でコンピュータを導入して処理件数を伸ばし、発展してきました。 そういう不合理な仕事は、もはや人間がやる時代ではありません。 たとえばキャッシュレーダーは、コンピュータであっても、 |
| 3、会計事務所を選択し、120%活用せよ |
| ■顧客第一主義の会計事務所へ さて、コンピュータによって数多くのお客様の経理処理を行って、 業績を伸ばしてきた会計事務所ではありますが、やがてそれも頭打ちになってきました。 年々多くの税理士が誕生し、お客様は一向にふえないからです。 さらに大きな問題は、お客様からいただく報酬を長年値上げできなかったことです。 お客様にとっては価値あるサービスを受けているのではなく、 仕方なく事務を代行してもらっているのだから、当然と言えば当然かもしれません。 ちなみに過去20年間で大卒の初任給は約6倍に伸びました。 しかし会計事務所がお客様からいただく報酬は、せいぜい3〜4倍止まりです。 人件費だけを考えても収益の悪化は明らかです。 そのうえお客様がふえないのでは、さすがの会計事務所も苦しくなってきたのです。 そこで、事務所が抱える根本的な問題を反省しようと動きはじめた会計事務所が出てきました。 顧客第一主義ということは、お客様である中小零細企業の経営者のことを第一に考えるということです。 会計事務所と顧客との関係は、このように少しずつ変わってきました。 ところが顧客第一主義の会計事務所たちが問題にしたのは、これからの企業の将来についてでした。 会計事務所が変化するとお客様の本当の悩みに対応できるようになり、 すでにお気づきのとおり、中小企業経営者とくに小規模事業主は、 (完) |
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